活動レポート
2023.11.30

11/10~ 本格的に、製作開始

プロジェクトについては、「東区Eとこ探求プロジェクトとは」のページをご確認ください。
このプロジェクトは、株式会社博進堂が、委託事業として遂行いたします。

この活動レポートは、博進堂のスタッフが「仮想先輩」の視点から、「仮想新人」である参加学生の活動を報告します。

デジタルサイネージはアニメーションで作ります!

このプロジェクトのメンバー募集当時は、デジタルサイネージは、PowerPointでつくったようなスライドショーの形式を想定していました。
しかし、蓋をあけてみたら、動画製作を専攻しているオノちゃんが、メンバーに選出されました。
すでにお知らせしていますが、デジタルサイネージは、オノちゃんの手によってアニメーション、つまりイラストが動く動画にします。
オノちゃん本人も、最初からそのつもりで応募してくれたとのことで、期待が膨らみます。

期待が膨らむのですが、これから先、オノちゃんの負荷が、激増です…。
また、オノちゃんの作業が中心なので、しばらく、博進堂に集まって活動する予定はありません。
チーム・カ3と、顔をあわせず、サポートしていけるかしら…。先輩にとっても正念場となりそうです。

11/10~ 製作

これまで、必要な画像を、お客様からご用意していただいたり、撮影したり、また、手書きのイラストも用意しました。
絵コンテも、ご承諾をいただきました。
料理に例えると、「材料(画像)とレシピ(絵コンテ)が揃ったので、さあ調理しましょう」という状況です。

調理を始められるのですが、まだ、下ごしらえがあります。
「手書きのイラスト」をデジタルデータにして、動かせるようにすること。
オノちゃん曰く、手書きイラストをデータ化するのに時間がかかりそうとのこと。
確かに、イラストや絵コンテは、そこに描かれたポーズだけでいいですが、アニメーションは、キャラクターが動いたときに違和感がないように、立体的な視点で考えなくてはいけないかも…。

スケジュール通りにいくことの難しさ

「11月○日に、お客様に初校(1回目の校正)を出す予定です。」
チーム・カ3で話し合い、決めたスケジュールを、先輩たちへ報告してくれました。
「それなら、その2日前くらいには、私たちにも確認させてね。困ったことがあったらすぐに連絡してね」と、先輩たちからもお願いしていました。

しかし、その「2日前」の日になっても、一向に連絡がありません。
心配になって電話をしてみると、「学業が思った以上に忙しくて、予定通り進められていない…」。
そうでしょうとも!
オノちゃんの学業が忙しいのは、9月からすでにわかっていました。

オノちゃんは、校正出し予定日の翌日から、海外研修で不在になることが決まっていたので、その前に頑張ろうとしてしまったのだろうということも、わかっています。
わかっていたのに、もっと早くフォロー(声掛け)をしなかったことを、先輩たちは悔やみました。
社内のデザイナー相手ならば、日々顔を合わせて、挨拶などのコミュニケーションで、困っていることを察することができますが、顔を合わせられないことが障害となることを実感しました。

後悔していても、先へ進みませんから、頭を切り替えます。
オノちゃんには、「研修から帰ってから、より完成度の高い状態で校正に出した方がいい」と先輩たちの考えを話し、焦らずによいものをつくるよう伝えて電話を切りました。
すぐに、他の2人へも電話します。
オノちゃんの状況と、校正出しを遅らせたほうがいい、ということを伝えた上で、「11月○日に校正に出すとお客様に伝えたのか」を確認すると、「1社に、日付をお知らせした」とのこと。

そのお客様への「スケジュールが遅れる謝罪」は、先輩が代わりにご連絡してもいいと思っていましたが、そのお客様との連絡窓口を担当しているカミちゃんが「自分がします」と言ってくれました。
「謝罪」は、お客様とのコミュニケーションの中でも、かなり難易度の高いものです。
誰だって気後れしてしまうものですが、カミちゃんはお客様と向き合おうとしていて、とても頼もしいです。
そして、このことは、カミちゃんにとって、得難い経験であるのは間違いありません。

チーム・カ3、それぞれが頑張っています!

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